先日X上で神戸にある喫茶店が話題になったのですが、そのマスターが出した本にオカルトを廃した理論と実践で、世界で1番美味しい紅茶の淹れ方を解説します。
という触れ込みの「実践紅茶研究」というものがあるようです。
その続刊であるIIとIII(Amazon)の帯には「神戸式紅茶」の表記が。
フレーバーティーやミルクティーは本物の紅茶にはほど遠い
という内容を含む本であるようです。
神戸式を名乗られているので、この(本人曰くノンポリな)主張が神戸の紅茶を代表するものなのか気になって検索をかけてみると、神戸式紅茶として出てくるのはこの店だけの模様?
神戸公式観光サイトには英国流の喫茶文化が浸透した”全国一の紅茶好きの街”
という見出しとともに濃く淹れた紅茶にミルクを合わせるイングリッシュ・ブレックファストやアフタヌーンティーなど、家庭で1日に何杯も嗜む英国流のスタイルが浸透。
という一文があり、アールグレイやミルクティーは紅茶でなはいとする神戸式紅茶とは正反対の方向性のようです。
また神戸にある最古の紅茶メーカーは「神戸紅茶」であるようで、これはつまりサクマドロップスとサクマ式ドロップスみたいな関係……とするには遠すぎますか。
ミルクを入れるスタイルが浸透している土地でなぜ「神戸式」を名乗りだしたのかは気になるところです。正しい紅茶を取り戻すための確信犯的なアレでしょうか。
また、この店のマスターは紅茶とコーヒーの共通点についても触れられており
お茶は泡で抽出するのです。
お湯で抽出するのではないです。— みつまた喫茶店 (@mitsumata_cafe) June 23, 2026
コーヒーもそうですよ。
— みつまた喫茶店 (@mitsumata_cafe) June 23, 2026
コーヒーは泡で抽出するという話は今まで見かけたことが無かったので気になっています(自分自身コーヒーにも詳しくありませんが)。
エスプレッソはクレマ(泡)が重要という話はあるみたいですね。
コーヒーに関しては、焙煎された以降に香りをつけるフレーバーコーヒーとは異なり、豆を発酵させる段階でフルーツに漬け込むなどして香りをつけたインフューズドコーヒーがこのところ流行っている?ようです。
コーヒーらしからぬ味がするらしいということで、コーヒーではない邪道であるとする人もいるようです。自分は今のところ飲んだことがありませんけれども。
紅茶でも果物等に漬け込んだもの(インフューズ)はあるようですが、神戸式ではまず「紅茶ではない」扱いになりそうです。