KONTAKTを買う

2021/6/16 追記:購入する場合の正攻法についての記事を追加しました。

2019/5/28 追記:KONTACT6では、DrumMic’aはクロスグレード対象から外れているようです。
(参考:NIチームからの書き込みがあるフォーラムのスレッド

暑くなってきました。
どこで減るのか半袖のシャツが少なくなっていたので、買い物に出かけてGAPを覗いてみたところ、
たまたま3900円のシャツが1000円で買えるセール中だったのでお得に数枚購入できました。
GAPは数か月に一度くらい50%引きセールを行うので、特に目当てのものがない場合はこのときを狙うとよさげ。


セールと言えば音楽制作用のプラグインもセールによる価格の変動が激しく、
特に老舗のWaves社は適正価格が分からなくなるほどよくセールをしています。

つい先日は(公式の店舗ではないようですが)定価103680円のGoldパックが6700円ほどで売られていたかと思えば、
その上位版のPlutinum(定価259200円)が現在91%オフの22900円、
さらに上位版のHorizon(定価518400円)が現在93%オフの34800円という投げ売りとも言える価格で販売されています。
値引き率で言えば今しかないチャンスではありますが、用途の異なる大量のプラグインを使いこなせるかと言えば難しそうであり、値引き後も決して安い買い物ではないので安易に飛びつくわけにもいかない代物です。
ちなみにセールは日本限定で7月1日までのようなので、検討されている場合はお早めに。


今回購入したのはWavesではなく、タイトルにもあるようにNative Instrument社のサンプラー、KONTAKT 5

数多くのサードパーティーの会社がKONTAKT用の音源を販売しているほか、個人製作の音源も数多く作られているサンプラーのデファクトスタンダード的な存在です。
機能が制限された無料版としてKONTAKT Playerがあるものの、フルバージョンを必須とするものが少なくなく、そのままでは使いたい音を使えないという場面に数多く遭遇することになります。

事実上のスタンダードとはいえ、普通にフルバージョンを購入しようとすると49800円。気軽に手を出せる値段ではありません。
現在は7月1日まで、KONTAKT 5の「アップグレードもしくはアップデートが半額」というセールを行っています。
クロスグレードも半額になっているため、対象製品を持っている場合は31800円の半額、15900円でKONTAKTを購入することが可能となっています。これなら手が出せそう。

この対象製品が何かというと、NI社のライセンスを受けているサードパーティーの音源である模様。
軽く見てたところ30ドルくらいの音源が見つかったので、欲しい音源であればセットで20000円ほどで購入できることになります。
が、過去のセール時のウェブログ等を見てみると、無料で入手できる音源でクロスグレードの権利を得られるとの情報が。2018年でも通用するか分からないけれども、無料であれば物は試し。

その音源はゼンハイザー社のDrumMic'aというドラム音源。
サイトがドイツ語なので読めません。翻訳にかけるか雰囲気で頑張りましょう。
とりあえず「JETZT DOWNLOADEN」からダウンロードを試みます。Zipファイルの容量は4.72GBと、ダウンロードに成功するか不安になる容量。転送速度も速くはなく、終了予定時間が7時間~2日の間で変動していました。
深夜にダウンロードを開始して翌朝には完了していたので、まる1日かかることはないかと思います。

ダウンロードしただけではライセンスは獲得できていません。「ZUR REGISTRIERUNG」からユーザー登録を行う必要があるようです。
それらしい情報を入力したら登録完了、メールでアクティベーションコードが送られてきました。
もしかすると音源をダウンロードする前にコードを入手できたかもしれません。

あとはNAVITVE INSTRUMENTSに戻り、ライセンス管理ツールであるNATIVE ACCESS上で先のアクティベーションコードを入力。
…DrumMic'aの情報が登録され、無事にKONTAKTをクロスグレード価格で購入する権利を得ることができました。

これで ねんがんの KONTAKTをてにいれることに成功し、様々な音源にアクセスすることが可能になりました。そして広がる音源沼。
NI社はWavesほど頻繁にセールを行わない印象があるので、買えるタイミングで買ってしまうのが吉かと思います。
このKONTAKTを踏み台に、総合音源であるKONPLETEを割引価格で購入できる権利を得たという意味でも有効な買い物であると言えますね。
実際にKONPLETEに手を出すには色々とハードルが高いので当分先でしょうけれども。

ちなみに今回無料だからと入手したDrumMic'aもかなりリアルなドラム音源であり、即戦力として使えそうなクオリティです。

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