オンゲキのオプションと演出

以前オンゲキのレーンカラーについて書いたことがありましたが、それに加えていろいろと仕様周りについて分かったことがあるのでメモついでに書いておきます。
長くなりそうなので見出し要素も使ってみよう。

レーンカラーオプション

レーンカラーのオプションで設定できるTYPE-AからTYPE-F、色覚サポートまでそれぞれのボタン色の組み合わせは以下の通りです(左中右ボタンの順)。

  • TYPE-A: 赤緑青
  • TYPE-B: 赤青緑
  • TYPE-C: 緑赤青
  • TYPE-D: 緑青赤
  • TYPE-E: 青赤緑
  • TYPE-F: 青緑赤
  • 色覚サポート: 赤緑青(赤が暗め、緑が明るめ)

またサイドボタンの色は標準で左が青紫、右が赤紫色で、これも4パターンの組み合わせから選択できます。

自分はレーンカラーは右に赤が来る方がしっくりくるので、基本的にTYPE-Fでプレイしています。

レーンカラーと演出

さてオンゲキバトル中は音符や敵弾が流れてくる他に、レーンの線を用いてお絵描きをしたような演出が流れてくることがあります。
空や海を歌う箇所では青いラインが広がったり、歌っているキャラクターのイメージカラーに合わせた色に統一させたりと広い表現の幅があるわけですね。

この線の色はオプションの設定に従って変わるので、自分の設定だと赤い海や赤い空が広がったり、またエンディングテーマの最初に赤い糸が垂れている様子を再現した譜面では青い糸が垂れてきます。
オプション設定次第で曲の演出が意図されたものにならないという問題なのですが、元の色を想像できるのでさほど大した影響はありません。

基本的にレーンカラーが原因でプレイに支障が出ることはありませんが、画面いっぱいに青いホールドノートを敷き詰めた状態で弾がばらまかれるluna bluに関しては赤いラインの上に赤紫の弾が散らばる状態になるため、視認性がそこそこ下がったりします。

ノートの描画優先度

画面にあるノート同士が重なるとき、基本的には手前側にある(時刻が早い)オブジェクトが上に描画されます。
同じ時刻にあるノートが重なっているときは、
敵弾>フリック>=ノート(ホールド始点)>ホールド終点>ホールド途中のライン
の順に優先されているようです。

ホールドのライン同士が重なったときの描画順についてはやや特殊で、

  • 色覚サポート以外: 赤>緑>青
  • 色覚サポート: 青>赤>緑

の優先度で上に表示されます。つまり 赤>緑>青>暗赤>明緑 の順ですかね。
ただし、ホールドの終点位置が違う場合は「画面に見えている終点の位置」が奥にあるホールドが優先して描画されるようです(要検証)。

以下特殊なホールド描画が見られる箇所の例。

ホールド描画順: 夏色花火の例

夏色花火(MASTER)の最後のホールドは、左から右に譜面が流れるとして
赤----------終
緑----------------終
青----------------------終
のような形で終点が異なる三色のホールドが重なっています。

この場合
・赤の終点が見えるまでは赤が優先される
・赤の終点が見えた時点で緑が優先される
・緑の終点が見えた時点で青が優先される
という描画順になるため、画面内のホールド全体が赤→緑→青に塗り替えられるような見た目になります。

上記のようなホールドの色が一瞬で変わる現象は、いまのところこれともう一箇所以外に確認できていません。情報求む。

夏色花火の最後はTYPE-Aだと花火のようにホールドの色が変わっていくため、この曲専用に演出を用意したのかとすら思えてしまいます。
しかし自分がプレイしたときはレーンカラーがTYPE-Fだったため、ホールドの色はずっと赤色のままで変わることはありませんでした。色覚サポート設定の場合は逆に最後まで青色のままです。
オプション設定次第で見られない演出は流石によろしくないので、夏色花火専用の演出であるということは考えづらいですね。

ホールド描画順: Galaxy Blasterの例

夏色花火以外では、Galaxy Blaster(MASTER)の序盤にあるうねうねしたホールドの箇所で描画順切り替わり現象を確認できます。ただしスピード設定が1.0であるか、十分に遅い設定であることが条件。

ここでは左右にある赤と青のホールドが細かく蛇行していて、中央の緑は直線で配置されています。
どうやら曲がっているホールドは線分ごとにオブジェクトが分かれているようで、スピードが十分に遅い場合は画面奥までホールドを描画するだけのオブジェクトが足りないのかうねうねしている赤と青のホールドの奥の部分が描画されなくなり、中途半端な位置からホールドが出現するようになります

ここで本来は緑よりも赤の方が優先されるところ、見かけ上赤のホールドが途中で途切れている形になるため、奥まで見えている緑のホールドの方が優先されて赤よりも上に描画されます。
さらに譜面が進むとうねうねしていた赤と青のホールドが直線になり、オブジェクト数が減って奥まで描画されるようになります。
赤のホールドが奥まで見えるようになると本来の描画順に則って緑よりも赤が優先され、画面内の緑ホールドが一瞬で赤に上書きされる現象を確認することができます。

ここで発生している「描画オブジェクトが足りない現象」もビームを撃っているような演出に見えるので、これはこれで特定オプションでないと見えない演出であると言えるかもしれません。

思った以上に長くなったので続きはたぶん後日に。
9/30 続きを更新しました

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