SPARK FESTIVALとタイムテーブル

何やかやで8月も終わってしまいますねー。
夏の間も殆ど家にいるのでゲームセンターに寄る機会もかなり減ってしまっています。


DANCERUSH STARDOMでは現在「SPARK FESTIVAL」というイベントを開催中で、期間が10月3日まで延びたようです。

このイベントは音楽フェスティバルを模したもので、一回プレイするごとにタイムテーブルが進行していくという形になっています。
基本設定では100円ごとにタイムテーブルが1目盛進行します。1曲ごとに6目盛が振られているので、1目盛を10分として出演者一人当たり1時間が割り振られているという考えていいでしょう。

RISING DAYとSUNSET DAYでそれぞれ出演者が4組ずつ、さらに最後にEXTRA STAGEで1組の計9組が参加するイベントとなるため、
RISING DAYが9:00〜14:30、SUNSET DAYが15:00〜18:30(2曲毎に休憩を挟む)と考えると健全な感じ。
EXTRA STAGEの頃には背景が夜であることを考えると開始時刻はもっと遅めでしょうか。

そんなイベントなのですが、実際にプレイしているとRISING DAYとSUNSET DAYの最後のステージではタイムテーブルの進みが遅くなります。今まで100円で1目盛分進んでいたのが0.8個目盛しか進まなくなるような感じ。
タイムテーブル上は全ての出演者に対して同じ時間が割り当てられていて、かつ100円あたりに経過する時間は変わらないはずです。
この状況でイベントの進みが遅いということは、つまり「予定よりも進行が遅れている」ことが考えられます。枠としては60分用意しているけど、DJのパフォーマンスが終わるまでは80分かかった(=8プレイ分)ということですね。

タイムテーブル通りに進行しない出演者は去年のSPARK FESTIVAL 2020から複数見られ、列挙すると

  • MK
  • Ken Plus Ichiro
  • DÉ DÉ MOUSE
  • BEMANI Sound Team "Sota Fujimori Final Season"
  • YUKIYANAGI
  • kors k vs BEMANI Sound Team "SYUNN"

といった面々が大幅に予定時間を過ぎているようです。…著名な方ばかりですが大丈夫でしょうか。

これはあくまでゲーム内イベントの話なので実際のイベントでは違うとは思いますが、逆にゲームだからこそタイムテーブルは守ってほしいところですねー。
アクトが終わるまで時間がかかることが前もって分かっているのであれば、前もってタイムテーブルも8目盛分用意して欲しいものです。

WbRotDoubler更新

先日公開したVST3プラグインのWbRotDoublerを更新しました。

UIのちょっとした変更とリミッターボタンを押すとパンが中央にリセットされる不具合の修正、リミッターの処理の変更が主な更新点となります。あとリソースを埋め込んでみるなど。
リミッターの挙動は前の版よりある程度ちゃんとしていますが、あまり信頼しない感じでお願いいたします。

あとサンプル動画を見ても効果が分かりにくい気がしたので打楽器を増やす感じでちょっと曲を変えてみました。……それほど変わっていない?

スケートボード

東京オリンピックが盛り上がっていますね。今日の体操は手に汗握りました。
様々な種目が同時に行われるのでどの競技を見るかも迷ってしまいます。

昨日と今日はオリンピック初の競技であるスケートボード(フィールド)を見ていました。
進行のテンポの良さもさることながら、フランクながらもわかりやすい解説が大きな話題になってたっすね。
女子部門で表彰台に乗った3人の年齢が合計42歳と若い中、4位ながらも最高得点を取った選手が34歳というのもいいですね。

45秒間広いフィールドを動き回るランでは、吊るされたドローンカメラが選手を追いかけるので映像としても臨場感ある感じになっていました。ドローン撮影だとゲームにもありそうなカメラワークになりますね。

競技としては転倒して当たり前な感じなので、滑る技術よりもまず受け身を取る技術が大事そうです。

スケートボードのゲームといえばジェットセットラジオ……はローラースケートでした。最近見かけたゲームだとTanuki Sunsetが好い感じ。

自作VSTプラグイン(WbRotDoubler)を公開してみるテスト

先日から作っていた自作のVSTプラグインがある程度形になったので、試しに公開してみました

なにぶん自分の開発環境以外での動作テストができないので、他の環境でも動くのかどうかが不安なところです。もし試して動かない方がいましたら連絡いただけるとありがたく思います。

今回作ったエフェクトはダブラーで、音を左右に振って片側にディレイをかけるやつです。
大きいつまみが12時の方向にある時は音に変化がなく、左右どちらかに90度回った状態の時にディレイタイムが最大になります。
大きいつまみが6時の位置にある時はおそらく左右の音が反転します。

Axisつまみでステレオ感の調整らしきことができますが、使用の際は基本的に一番右まで回した状態で問題ないかと思います。

これがうまく動くようであれば、以前に作りかけていたピコピコ系シンセ等も公開できるようにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

ダブラー(doubler)を試作するの段

前回試作したパンナーのようなVSTを進めて、当初予定していたダブラーのようなエフェクトがかかるようになりました。

Twitterに動画を投稿したのですが、今回もモノラルになったので相変わらず何なのかよく分からない動画になってしまいました。
「画像を高画質でアップロード」のオプションを設定すればiPhoneからでも元に近い動画のまま投稿できるかと思いきやとくに変わらず、条件がよく分かりませんねー。33秒の動画だと短すぎる?

再エンコードがかかる前の動画が以下のものです。

やや分かりにくいかも知れませんが前半はパーカッション、後半はシンセの音にエフェクトがかかっています。
あと音量メーターと簡易的なリミッターも追加しました。
以前試作したVSTよりパラメータまわりの処理が(比較的)しっかりしているので、あとはこれの見た目を整えればVSTプラグインらしい感じになりそうです。

パンナー(panner)を試作するの段

7月になりました。
今日で2021年も半分が過ぎたことになりますね。


以前、無音にしたりピコピコ系の音を鳴らしたりするVSTを試しに作っていましたが、
今回は鳴っている音を左右に動かすパンナーのVSTを試作してみました。
GUIを含む基本的なVSTの作り方は分かったような感じになったので、改めてシンプルなプラグインを作ってみようという目的です。

最初に作ろうとしたのはダブラーで、それを作る前段階としてのパンナー。
今のところこんな感じになっています。

映像自体は先日Twitterに投稿したものと同じで音声だけ現在の版に差し替えています。
Twitterに動画を投稿すると再エンコードがかかる関係で音声がモノラルになり、音のステレオの変化が全く分からないという罠にかかりました。
Twitter公式のメディアの推奨事項を見ながらビットレートを落としてみてもステレオにはならず、動画の長さが関係しているのか何なのかいまいち分かりません。

上の動画の音声はステレオのはずなので、イヤホンやヘッドホンで聴くとある程度音が左右に動いていることが分かるかと思います。案外地味な変化なので分からない可能性もそこそこあります。
初期状態ではバスドラムが中央で鳴り、打楽器の音が右、後半から入るシンセの音が左で鳴っていることを考慮するとある程度分かりやすいかと思います。

最低でもこれの見た目を整えれば最低限VSTらしいものができるわけで、近いうちに何らかの形で公開できればいいですねー。毎回これを言っている気もしますが。
これをダブラーとして機能するようにパラメータを増やしたりしていくとまた完成しないパターンに嵌まることになりそう。

戦略的にKONTAKTを買う場合のメモ

DTMをする上で好い感じの無料音源を見つけたと思ったらKONTAKT PLAYER非対応だった、という出来事がままあるNative Instrument社のサンプラーのKONTAKT
自分自身は過去の投稿でKONTAKTを購入済みではありますが、(安定感のある)正攻法でお得に入手する場合はどうすればいいか、というメモ的な何かを書いてみます。

(2023/10/31 追記) SoundIronのDesk Bell!Rainsongを入手することで無料でクロスグレード条件を満たすことができそうです(未確認)。

まず現行のKONTAKT 6の標準価格は以下。

フルバージョン
53700円
アップデート・フルバージョン
KONTAKT1-5のユーザーが対象
13400円
クロスグレード
サードパーティ製の特定のライブラリ所有者が対象
33500円

過去のKONTAKTを持っていない場合は、狙うのはクロスグレードでの購入となります。

そして、Native Instruments社は定期的にセールを行っており

    Summer of Sound
    ほぼすべてのソフト製品のアップグレードとアップデートが半額
    だいたい6月いっぱい(2021年は6/30まで)
    ブラックフライデー(Thanksgiving、CYBER SEASON等)
    名称は年ごとに変わる模様
    ほぼすべてのソフト製品の新規購入、アップグレードとアップデートが半額
    新製品は対象にならない場合がある
    だいたい11月中旬以降から11月いっぱい

という2つのセールは毎年行われると考えていいでしょう。

ブラックフライデーでは新規購入も半額になるのですが、新製品(去年の場合はKOMPLEETE 13)がセール対象外になったりするので注意が必要です。
現在は6月末までSummer of Soundセール中のため狙うなら今のうち。

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寿司がはしるやつ

6月になりました。
先日Steamで公開された謎のゲームが日本語に対応していないにもかかわらず日本人に大好評(?)のようですね。
これの作者の方は2019年公開予定のレースゲーム寿司がはしるやつも作られており、今回の内容はNKODICEではなくこちらです。

以前うんこミュージアムで展示予定だったゲームがこれに酷似しているとして取り下げされたことがありまして、その時に書きそびれたので作者とゲームの名前つながりもあるこの件について今更ながら以下。

展示予定だったうんこレースの動画はミュージアムのツイートにて現在も見ることができます。

そして当時の寿司がはしるやつの動画はこちら。

……確かに似ている?
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Human Beatbox

TV番組のマツコの知らない世界で取り上げられたりなど、ヒューマンビートボックスというものの露出がこのところ増えてきているようです。

自分もよく知っているわけではありませんが、口だけを使って様々な音色でビートを刻むようなやつです。近しいものにボイスパーカッションがありますね。所謂ハモネプでお馴染みかもしれないアレ。
ボイスパーカッションとヒューマンビートボックスの大きな違いとして、後者はスクラッチやトランペットの音など、ドラムやパーカッション以外の音色も演奏するというところにあるようです。口で歌いながら同時に口でドラムを鳴らしたりもします。
詳しい内容はWikipedia(英語やドイツ語が詳しそう)を参照。世界レベルな有名人ではYoutuberのHIKAKIN氏。

マツコの~の番組内ではSHOW-GO氏とSO-SO氏という二人が実際にスタジオで披露していました。
後者はBOSSのループステーションでリアルタイムに音を重ねていく演奏もしており、ルーパーを使ったビートボックスも一つのジャンルとして広がりつつある?感じです。最近はABC-MARTやファンタのCMに出演したほか、SARUKANIという4人組でも活動を行っています。SAIKYO。
前者のSHOW-GO氏も4THGASという4人組のグループを組んでおり、その中のRofuと呼ばれる二人組がYoutubeで精力的に動画を投稿しています。アジア最強の男たち。

このRofuチャンネルの登録者数が27万人超と多く、ここでビートボックスの解説がされたり、有名な曲をカバーしたり有名な人とコラボレーションしたりされていることが認知度の上昇に大きく貢献しているようです。
自分がビートボックスの動画を初めてしっかり見たのはハンドパン(楽器)繋がりで見た赤坂陽月氏の動画で、ルーパーを駆使して般若心経ビートボックスを演奏したりするという印象に強く残る人物でした。

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SOUND VOLTEX EXCEED GEAR

音楽ゲームSOUND VOLTEXは先日6作目が稼働開始され、筐体が新しくなりました。
本日4月26日から以前の筐体でも最新バージョンのEXCEED GEARが動くようになるということで、今作の新要素等を良い点から適当に書いてみます。

さらに鮮明になった画面
新筐体では画面が大きくなり、さらに画面の更新頻度が2倍の120FPSになりました。
画面も鮮やかになったことで、より疾走感や没入感のある快適なゲームプレイが可能になっています。
STANDARD STARTの利点が増えた
このゲームではノーマルモードの開始方法として、コインでもプレイできるLIGHT STARTとPASELI専用のSTANDARD STARTがあります。
後者は値段が1.2倍ほど高くなる分、少しプレイをアシストするようなオプションが設定できるようになるのですが、(途中でCRASHした場合等の保証を除いて)単純に1曲あたりの単価で考えるとEXTRACKへの進出を含めてもLIGHT STARTの方がお得とも言える設定になっていました。
今作ではSTANDARD START時に限り一曲に一つずつEXTRACK GAUGEが溜まり、5個で必ずEXTRACKに進出できるようになったことで上手くいけば2プレイに1回は4曲プレイすることが可能となりました。ポップンミュージックと同様のシステムですね。
またオブジェクトを叩いた時のCRTICAL判定よりも厳しいS-CRITICAL判定もSTANDART START時のみ設定可能となっており、LIGHT STARTが相対的によりライトな感じのプレイスタイルという位置付けになりました。
LIGHT START時はBLASTER ENERGYが溜まらなくなったようで、こちらは前作に比べると実質的に値上げされた形のようです。
選曲画面のレイアウト変更
選曲画面が従来の3x3の表示から縦一列の表示となり、画面構成がややすっきりしました。縦一列という意味では初代に近い形に戻ったと言えなくもありません。
また新筐体ではタッチパネルで楽曲の検索ができるようになったことで、プレイしたい曲が見つからず時間切れになることも減るかもしれません?

レイシスのボイス実装
システムボイスとして、メインキャラクターであるレイシスが事あるごとに喋るようになりました。
ボイス自体は前作のチュートリアルで喋っていたので、声変わりというところですか。
タッチパネル内のオプション設定でシステムボイスの有無を切り替えられるので、ボイスを気持ち悪いと感じる人(以前の記事参照)も安心。
タッチパネル以外からこのシステムボイスを変更できるかは確認していません。どうなんでしょうか。

続いて新要素の悪い点と云うか気になる点。
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