12/9 追記:契約更新が終了していたLETSについて、受付が2026年3月31日まで延長されたようです。
とりあえず先延ばしにした感があるので、今後どうなるかに要注目ですね。
年契約でフォントを使えるサービスLETSで今年の9月から告知されていた「アプリ・ゲーム組込オプション(に類するもの)の提供終了」の日がやってきたということで話題になっているようです。
ゲームを作る上でフォントを埋め込んで表示する機会は高いため、製作中や運営中のゲームに与える影響はかなり大きいものと思われます。自分はフォントにこだわるほどの規模のゲームを作れていないので無影響なのですが。
なお組み込みオプションが終了するのはフォントワークスとMonotypeのふたつのみで、他のメーカーは継続される模様。
フォントワークスとMonotypeを継続使用したい場合はMonotype Fontsに移行してねという話ではありますが、この契約金額が問い合わせないと分からない仕様になっています。
GameSparkの記事では問い合わせた結果20500ドル(約320万円)/年と返ってきたとのこと。
Monotypeのサイトにも料金プランのページはあるようですね。トップページからの到達方法が不明ですけど「Login」の箇所にリンクがありました。
ゲームへの埋め込みを考えるとやはり20500ドルのスタンダードプランしかなさそうな雰囲気。
LETSを使うメリットは年6万円強という金額が明示されている明朗会計ところにもあると思うので、問い合わせないと分からないプランに乗り換えるのはハードルが上がった感がありますね。
LETS以外で埋め込み利用可能なフォントのサービスを見てみると、mojimo-gameが年5280円で12書体使えてとてもお得そうです。ただし個人契約のみなので注意が必要。
そしてmojimoはフォントワークスのサービスなので、これもLETSと同様近いうちに終了する可能性が無いとも言い切れない……かも知れません。
ダイナフォントのDynaSmart Vにゲーム拡張オプションをつけると1年あたり45650+33000=78650円/台。LETSよりやや高めくらい。
モリサワのTBゲームパック50は50書体使い放題で年間330000円。別途問い合わせをすることで個別に使えるプランもありそうですが分かりやすいのはこれ。
Morisawa Fontsはゲームへの埋め込み不可(画像化しての使用は可能)。
ゲームに使いたい場合は別途問い合わせとのこと。
あとはGoogle Fontsでライセンスを確認しながらいい感じのものを探す感じになりますかねー。
mojimo以外は個人で使うにはお安いものではないですが、Monotypeと比べると遥かにお得感が出てきます。
値段が安くても使いたい字体がなければそもそも意味が無いので難しいところです。
どうしてもフォントワークスやMonotypeを使わなければならない場合はダメ元で問い合わせましょう。
ゲーム全体で使う文字数が少ない場合は、UnityのTextMeshProのように使う文字を全て画像に詰めた画像(フォントアトラス)からか表示するようにすれば、埋め込み不可のフォントでもだいたい使用できます。
アウトライン化しての使用がNGのフォントを埋め込んで使うことはできませんが、画像化しての使用がOKならフォントアトラスからの表示はだいたい可能です(フォント毎のライセンスを確認してください)。
LETSの場合だと、組み込みオプション未契約の場合フォントを画像化してアプリ・ゲーム内の固定された文字列の表示に使用(ボタン画像など)
はOK、ゲームプレイヤー名など文字入力が可能な部分での使用
はNGとなっています。
これでいくとシステムメッセージ等の固定されたテキストでのフォントアトラスの使用はOK……?ちょっと怪しいですか。問い合わせをした方が確実ですね。