音楽ゲームに音は必要か

というのも、各種音楽ゲームにいい曲が収録されているkamome sano氏の以下のツイートが引っかかっているからなのですけれども。


本人にとっては何気ない発言だとは思いますが、少なくとも2020年1月半ばあたりまでは音楽ゲームに音があると思っていなかった、ということでしょう。たぶん。
それぞれのゲームのボタン配置やシステムに合わせた曲も作る方なのですが、それらはあくまで(音以外の)レベルデザインのひとつである、ということでしょうか。

そもそも音楽ゲームに音の要素が必須であるかというと、プレイしやすくなるだけで大半のゲームはそうでもなかったりします。
音符が判定エリアに重なったらボタンを押す系統のゲームは極端な話、目視だけでタイミングを計ることは可能です。譜面停止が入ったり、リズム天国やスペースチャンネル5みたいなゲームになると視覚だけで対処することが困難な場面が出てきます。

スクロール式の音楽ゲームで譜面のスピードを速くしている人は目視でタイミングを測りやすくしているのだと思いますが、高速で大量の音符を捌くような高難度の譜面を無音でプレイするとスコアがどれくらい変わるのかは気になるところです。無音でもスコアが変わらないならば、ゲームに音が無くても問題ないと言えるかもしれません。
体でリズムを覚えている場合はまた話が違ってきそうですね。音とリズムを分けて考えるかどうか。

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