今年9月に稼働開始してから数ヶ月が経っています。以前書いた前作から大きく変わった部分があるので、今作も適当に書いておきます。
以下だらだらと長いので折りたたみ。
一作目が全体的に落ち着いたデザインのゲームは、次作が出ると一転して明るい色合いのポップな感じになることが少なくないのですが、ノスタルジアOp.2は大きくイメージを変えることなく落ち着きがあります。
ノスタルジアが少女と猫の物語だったのに対して、Op.2では猫と一緒にいろいろな土地を旅する風になっていて、向かう方向が内か外かという点では逆方向と言えなくもなさそうです。
新たに追加されたモード「リサイタル」は審査猫とテーマに合わせた曲を選んで旅費を稼ぐという形で、これも好い感じ旅をしている雰囲気が出ています。
このリサイタルモードでは、前作のロケテスト版に実装されていたらしい?タッチの強弱の判定や鍵盤のない箇所を叩いたときのミスタッチ判定が追加され、より演奏感のあるプレイが可能となりました。
Op.2稼働開始からしばらくは、強弱の判定に合わせてピアノの演奏音の音量(ベロシティではない)が露骨に大きくなったり小さくなったりしており、演奏の強さを間違えたときに明らかに場違いな大きさの音が鳴ってしまう作りになっていました。
この演奏音の仕様に苦情があったのかは分かりませんか、稼働から数回目のアップデートにて、タッチの強弱による音量差がかなり分かりにくい程度になってしまいました。個人的には初期の方がゲームらしくて好みだったので惜しいところです。
また今作は演奏画面のオプション項目も増え、音符が流れてくる軌道を四種類から選べるようにもなりました。
今作を始めてすぐの頃には全体的に音符の幅が小さくなっているという印象を持っていたのですが、これはおそらくスクロールの軌道を「Slope」でプレイしていることが原因でしょう。現在もSlopeでプレイしています。
オプション関連の不具合として、「一曲目をオプション画面を開かずに開始すると、譜面のスクロール速度が設定したハイスピードの半分の速度になる」というものも発生していました。プレイ中にハイスピードを変更すると本来の速度に戻ります。
この不具合により、一曲目をハイスピード1の状態でプレイすると本来設定できないハイスピード0.5相当のロースピードで演奏することができるという小技が可能となりました。
修正された現在は1.0以下のハイスピードでプレイすることが不可能なため、ある意味貴重なプレイと言えるかもしれません。
またプレイに大きな影響のある仕様変更(?)として、「沢山の鍵盤の同時押しがある時、音符の判定が極端に厳しくなる(Missがやたら出る)」ようになったという謎の仕様?が追加されました。
これにより、高難度の譜面で明らかに押しているはずの音符でMissが連続して出る状況が多発することとなっています。判定抜けとも言われているようですが実際のところどうなのかは不明。
不具合だとするとスコアに多大な影響を与える問題なのですが、8th KACの予選が始まっている現在でも修正等はないようなので、意図された仕様であると考えるほうがよさそうです。
加えて鍵盤が軽いノスタルジアでは、音符のない場所を押した場合に出るミスタッチ判定も曲者で、鍵盤を押すつもりのない軽く指が触れた程度のタッチでも猫の目が光りミスととられてしまいます。
それどころか明らかに鍵盤を押していない箇所でミスタッチ判定を取られることもあり、これは流石に猫とは言え理不尽なポイントです。
これに関しては軽い鍵盤との相性が悪いシステムであると言わざるを得ません。
他にもいろいろと書きたいことはありますが、何だかんだ雰囲気がいいので楽しくプレイしています。正統派の続編と言えるでしょう。