ポラリスコード

先日3/27にBEMANIシリーズの新機種(※)である「ポラリスコード」が稼働を開始しました。
とりあえずチュートリアルを含めて2クレジットプレイしてみたので、現時点での感想のようなメモをまとめてみます。
(括弧内は他の音楽ゲームに例えるならの要素)

e-amusementサイト上ではBEMANI扱いだが、公式サイトにBEMANIの表記が無いので実際は謎

  • プレイヤーはシバテレビのインターン生で、コンテンターのハントとPA作業を担当
  • 操作ボタンは横に並んだ12個のボタンと2つのフェーダーで、ボタンはノスタルジアよりも浅く押したまま外にスライドさせても引っ掛かりづらい
  • 左右端のボタンがそれぞれ手前側に大きい台形で、それ以外のボタンは長方形
  • フェーダーを左右に動かして手を放すとバネのように中央に戻る
  • イヤホンの音量変更ボタンがオプション画面以外で表示されないので、音量調節のためにはイヤホンを挿しなおして表示させる必要あり?
  • 収録曲の大半はボーカロイドやVtuber系の楽曲で、曲数は充分にある(jubeatでいうポップスとソーシャルミュージック、東方アレンジに特化した感じ)
  • 初プレイで編成できるキャラクターの能力を見て回る時間は無いので、遊ぶ曲を決めたら編成画面を眺めてみるのがいいか(時間切れ後は曲が決定される)
  • 未プレイだけれどもタイマーモードだと編成の時間が勿体なさそう、逆に言えば編成を吟味するならビギナーかベーシックモード
  • 編成内のコンテンターのスキルは無条件で曲全体にかかる(チュウニズムのスキルと同じ感じか)
  • サポートスナップのスキルは曲の一部区間ごとに一つずつ順に発動する(MÚSECAのGrafica、ギフテッドエリアとGIFTに近い)
  • ノーツの操作の成功するとLIKESが上がるが、初期編成だと満点でもBランクが限度(オンゲキのバトルスコアやMÚSECAのスコアに近い)
  • ノーツの操作に失敗するとAUDIENCEが減るということは、AUDIENCEが減るとLIKESの上昇量も減るのかもしれないが未確認
  • リザルト画面ではPERFECT等の判定数と、編成に関係ない判定のみによる達成率が表示される(オンゲキのテクニカルスコアやMÚSECAのCRITICAL RATE相当)
  • 曲を演奏してもコンテンターやサポートスナップが強化されることはないのでLIKESを上げるのはガチャが必須かもしれない
  • ガチャは一回300円(PASELI)から
  • オリジナル曲のCrossfadeはdj nagureoではない

ゲームのメインPA操作以外に関してはこんな感じでしょうか。
最初のうちは編成やオプション等をゆっくり見る時間がないので、ベーシックモードで時間切れまでいろいろ見てみるのがいいかと思います。
良くも悪くも所謂「音ゲー曲」的なものはほぼないので、そういったものだけを好む人はターゲットではなさそう。

ガチャをはじめとしたソーシャルゲーム的な要素が目立ちますが、物理ボタンやフェーダーの操作感、足元にあるバスシェーカーは携帯端末では味わえない体験です。
IIDXの例を見るに店舗によりバスシェーカーがオフにされる場合もありそうなため機会があるうちにプレイしてみるが吉。

編成に関してはゲーム内だけだと明らかに時間が足りず、公式サイト内で編成とはいかずともスキル情報くらいは確認できる形になってほしいですねー。

そして次に音楽ゲームのメイン部分の感想メモ。


  • ノーツスピードは変更しなくても少なくともレベル9あたりでは問題なさそう
  • 手を大きく動かすときは案外ノーツと違う位置のボタンを押しがち
  • デフォルト設定だとFASTが出がちな印象(やや遅めに操作する必要がある)
  • 操作音が露骨に遅れて聞こえる場合があるが、自分の操作ミスによるものなのか判断できない
  • フリックはタイミングよく「押さえているボタンの隣(フリック方向)のボタンを押す」でもよい
  • ホールドやハニカムノーツはボタン押しっぱなしでよい
  • フェーダーノーツは「指定された方向にフェーダーが動いていればよい」ので、フェーダーを左→右の順で動かすときは「左に入れたフェーダーをタイミングよく離す」でもよい
  • スクラッチはリズム関係なく「範囲内でフェーダーを一定回数以上左右に動かす」とPERFECTが出そうな雰囲気(チュートリアル以外で見てない)
  • 長いスクラッチがあるときは「最初に頑張ってスクラッチをたくさん動かし、あとは放置」でもいいかもしれない(未検証)
  • ノーツは画面奥から手前側に横方向に拡大される形で動くが、縦方向の大きさは変わらないため画面奥ほど見た目のノーツ密度が高い

ノーツの操作は他でもよく見られるものであるため、チュウニズムやノスタルジアに触れた方なら操作に迷うことはなさそうです。
最後に書いた「ノーツの縦幅がずっと変わらない」点が自分には少し厄介な要素となっていて、ノーツが近づくにつれて間隔が変わって見えるために譜面のタイミングが読みづらくなっています。
しかし改めて公式サイトを見てみると奥のノーツの縦幅が小さいように見えるので勘違いかもしれません……?
それ以外は判定位置の調整さえできれば音楽ゲームとしては分かりやすく、プレイ感も良好である印象です。

従来のBEMANIプレイヤーではなくこれまでにない層をターゲットにしている挑戦作であるように見受けられる作品なので、ひとつの形として続いてほしいところですがさて。

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