本日、beatmaniaIIDXの31作目の新作であるEPOLISが稼働開始するようです。
新作が出る度に、X(Twitter)で選曲制限が云々という内容を見かけるのでちょっと思うところを書いてみます。
このゲームはSTANDARDモードでステージごとに選べる譜面のレベルに制限があり、プレイヤーが段位を持っていない状態だとステージ1から順に最大レベルが8、10、制限なしとなります。
プレイヤーが八段以上を持っていてかつ100プレイ以上しているとステージ1、2でレベル11を選べるようになり、十段以上で1000プレイ以上していると最初からレベル無制限で選曲が可能となるようです。また1ゲーム中では基本的に同じ曲を2回以上選曲することはできません。
この仕様について、高難度譜面だけプレイしたいプレイヤーから不満の声が上がっているということですね。
これについてはなんと最初から任意のレベル12の曲を遊べる方法があり（RESIDENT時点）、
- FREEモードをプレイする（制限なく2曲プレイできる）
- STANDARDモードでDJ VIP PASS PLATINUMを購入する（3曲保障の難易度制限なく選曲できる）
という手段が存在しています。どっとはらい。
ここからは想像なのですが、昨今はゲームを稼働させるにも維持費が上がっており、多くの店舗で120円で10分遊ぶことができるbeatmaniaIIDXは店側から見ると収益性がかなり薄いゲームであると思われます。
その10分の間で5000回以上もボタンを叩かれては消耗も激しく、メンテナンスにさらに費用が掛かるとなればよりコストが増えてしまいます。
運営コストから見れば、よりボタンの消耗が激しい高難度ほどプレイの料金が上がるのは妥当であるように感じられます。知らんけど。
またSTANDARDモードのEXTRAステージの条件が緩すぎるがゆえに、基本的に4曲プレイ可能なシステムとなっている点も料金あたりのプレイ時間が長くなっている要因である（＝運営コストが高い）と言えます。EXTRAステージのエクストラ感が全くないので、条件はもっと厳しくしていいんじゃないかと思いますね。
常時4曲プレイできるせいでFREEモードが余計割高に見えるわけですし。
ゲームセンターの数もどんどん減っていることもあるので、SPADAの時のように大きな反発はあるとしてもある程度の値上げはあっても仕方ないんじゃないかとは思います。
選曲制限以外では、新作の度に毎回スコアデータが消えることに対する不満も見られます。
これに関しては多少なりともゲームシステムが変わる以上スコアに互換性が無くなるため、残したところで仕方ない部分はあるかと思います。
スコアを詰める人はポップン15で出したハイスコアが先までずっと残り続けたとして満足するのか、という話です（古い）。
1ゲームあたりのプレイ時間に関して、先日ロケーションテストが行われたポラリスコードは1クレジットあたり7分固定の設定となっているらしく、現在のBEMANIシリーズとしてはこの辺りが妥当なプレイ時間であると考えられているかも知れません。
1曲2分としたときのIIDXのSTANDARDモードが（手早くプレイして）それくらいなので、やはり運営側から見るとEXTRAステージが足かせになっていそうな印象があります。