6月になりました。
先日Steamで公開された謎のゲームが日本語に対応していないにもかかわらず日本人に大好評(?)のようですね。
これの作者の方は2019年公開予定のレースゲーム寿司がはしるやつも作られており、今回の内容はNKODICEではなくこちらです。
以前うんこミュージアムで展示予定だったゲームがこれに酷似しているとして取り下げされたことがありまして、その時に書きそびれたので作者とゲームの名前つながりもあるこの件について今更ながら以下。
展示予定だったうんこレースの動画はミュージアムのツイートにて現在も見ることができます。
https://twitter.com/unko_museum/status/1159794623109160961?s=21
そして当時の寿司がはしるやつの動画はこちら。
寿司がはしるやつ超会議にだします(バランス調整してないのでくそ難) pic.twitter.com/AmmxzNmQR5
— ksym (@mt_kuso) April 26, 2019
……確かに似ている?
これに対して、寿司がはしるやつの作者のksym氏はTwitter上で
もう少しエフェクトとかレイアウトとか、変えようと思わなかったんですかね...
と発言し、また面白法人カヤックに対しておパクリされちゃったかな?
というリプライも送っています。
ここで気になるのは、ksym氏が似ていると指摘しているのが「エフェクトとかレイアウトとか」という点。
操作するであろう車体が普通は考えられないような突飛なものであり、それが左右にくねりながら動くという部分は確かによく似ています。
しかし言及されているのが「エフェクトやレイアウト」なので、画角の広いカメラと集中線を用いたスピード表現と画面中央上部にスクエアなフォントで表示される情報がそれぞれの指すところではないかと思われます。
このうち前者の表現はレースゲームでスピード感を出す上で比較的よく使われるものであり、また後者も特段珍しいレイアウトではありません。この二つを以ておパクリ
と呼ぶのはちょっと筋が悪いのではないかと当時思った次第です。
自分が見た感じでは、寿司がはしるやつの一番の独自性は画面タップのみでLRを切り替えて走る操作性にあると思っています。うんこレースの操作法が分からないのでここが似ているかどうかの判断はできませんけれども。
寿司が高速で走る、という部分では高速廻転寿司というフリーゲームがありますね。これも寿司以外の部分はそれほど似ていないと言えます。
ともあれ、最終的には面白法人カヤック側がオマージュの域を超えて酷似していると判断した
ためうんこレースの公開は中止される形で落ち着いています。
この後ksym氏のTwitterアカウントがしばらくの期間非公開になっていましたが何があったのかは不明。
寿司がはしるやつは2019年公開予定とありますが、今も特に動きが見られません。
ksym氏のツイートを見る限りでは品質向上のために作り直しているとのこと(2月24日時点)。