スーパーフックガール外伝

以前にちょろっと書いたニュー・スーパーフックガールの外伝。今年の3月に公開されたゲームですが、触っておこうと思いつつ触っていなかったものを漸くプレイしたので感想など。

本編がアクションゲームなのに対し、こちらは探索型のアドベンチャーゲームです。外伝でゲームジャンルが変わるものといえばバイオハザードGAIDEN等が浮かびますね(?)
SMILE GAME BUILDER製です。

初プレイはBランク、2回目のプレイで受けた依頼の消化が間に合わずにBランク。2回目の途中のデータからしっかり依頼を消化しなおしてAランクという流れでした。
マップ移動だけでなく依頼を受けるだけでも時間が経過していくので、いかに効率よく回っていくかがポイントとなるゲームです。ある程度イベントを把握できればAランクは取りやすいバランスですが、その上のSランクを目指すうえでは軽くチャートを作ってみる等の作業が必要になりそうな難度です。実際に作りました。
メインイベントは頑張れば4つまで受けられるようで、そのときの☆の数は合計19でした。自分で獲得できた最高スコアはサブイベント全消化、メインイベント3つ消化の☆20。メインイベントを4つクリアして☆22個取れるルートもある?

効率化を図るためにそれぞれのサブイベントの制限時間と上昇するパラメーター、マップ移動の時間を見ていくとどうしても「調べる」という行動を行う機会がなくなる点が惜しいところです。「どきょう」のパラーメーターが明らかに上がる箇所が少ない上に活かす方法もないとか。
またゲームに慣れない内は予想外の場所でマップが切り替わってしまい、すぐに元のマップに戻った2歩で10分が経過してしまった場面が少なからずあったりという難点も。ゲームに慣れてくると解消されますが、今度は「タイトル画面に戻る」という操作ができないという点が徐々に気になり出します。RPGツクールのつもりでいるとすぐF12やF5キーを押してしまってよろしくない。
開発ツールの仕様なのだとは思いますが、快適にリトライができる本編に対してこのリトライのし辛さは非常に痛いポイントとなってしまっています。セーブスロットが大量に用意されているだけに惜しい。

とはいえメインキャラクターの二人の表情豊かな会話を存分に楽しめるので、気軽にプレイする分にはとてもよいゲームだと思います。Sランクへのやりこみの難度の高さもほどよい感じです。時刻により街の人の行動が変わっていくので箱庭的なものが好きな方にもいいのではないでしょうか。

ゲームデータを解凍した中にある「スーパーフックガール公式サイト(http://superhookgirl.com/)」はドメインが切れており、実際にはhttp://superhookgirl.noob.jp/であるという地味な罠もあるのでやや注意。
同サークルの他のゲームでは2016年内に公開予定の音楽ゲームも気になるところです。

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