7月の半ばにマーベラスの音楽ゲーム、WACCAが稼働開始してました。
ざっくりと誤解を招きやすそうな表現をするなら「チュウニズムのスライダーで操作するLanota」という感じでしょうか。画面が垂直で筐体が動き回ることなない、という時点で別物ですけれども。
センサーは横5x前後4マスに判定が区切られたパネルが円形に12枚繋がっている形。パネルとパネルの間に小さい段があり、同じパネル内でもセンサーの隙間を触ると反応しない箇所があるので、指で押す場合は複数の指でタップしないと抜けやすいようです。
また輪っかに状に並んだパネルの最上部はそれなりの高さがあるので、身長次第では手が届かない場合があるかもしれません。
以下数回プレイした段階でのざっくりとした感想。
- 最大の難所は最初にノーヒントで放り出されるネームエントリーの操作
- エリマキトカゲはエリザベスではなかった
- レベル1でも比較的密度高めの譜面があった
- 一回転ホールドはレベル2から出てくるので好印象
- スクロールの仕様(後述)により、リズムが非常に読みづらい
- 左右スライドが判別しづらい(慣れ)
- 奥スナップは突き指誘発
- タッチノートは事前に手を置いたまま、タイミングよくスライドさせても取れる
- 判定は厳しい方ではない
- EZ DO DANCEに映像が欲しかった
ネームエントリー
カードを使って初プレイする場合、最初名前を入力することになります。
当然この段階ではゲームの操作方法を把握しているわけではないので、画面の説明を見ながら操作することになります。
そこで表示される画面が、
・画面の周囲にぐるっと文字が並ぶ
・下部に「入力」、「文字種変更」のタッチ位置を示すガイド
が表示されたネームエントリー画面。ここには文字を「選択」する方法は示されていません。
そこで、最初に画面をタッチして反応がないことを確認したのち、どのように文字を選択するかを考えることになります。
「入力」等が示された位置のスライダーが光っているのは奥2マスのみで、手前2マスは全周が白く光っているというヒントに気付くことが出来れば、謎の半分は解けたと言えるでしょう。
ネームエントリーを終えれば、チュートリアルを経て選曲画面等でも操作方法が表示されるようになります。それを最初に教えて欲しかった、と。
このネームエントリーの謎解きゲーム具合はなかなかのものなので、予備知識なしでプレイしてみることをお勧めします(?)。
譜面スクロールの仕様
このゲームでは、画面中央から周囲に向かって円弧状のノートが動きます。
似たような画面構成のLanotaでは音符は「画面奥から」拡大してくるのに対し、WACCAは「画面中央から」拡大してきます再確認したところ、WACCAも画面奥から手前へ拡大する動きをしているようです。
別の言い方をすれば、前者は「SDVXのように音符が近づくほど加速」し、後者は「BeatStreamのように常に一定の速度で移動」します。
音符は円弧の形であり、判定ラインに近づくにつれ拡大していくため、これが等速で動くと相対的に(横幅に対して)減速しているように見えます。
結果として近くに来るほど音符が詰まって見えてしまう、というのがこのゲームでリズムが読みづらい原因なのではないかと思われます。ジャストロー錯視も影響する……のかどうかまでは分かりません。
オリジナル曲はHARDCORE TANO*Cのメンバーによるノリのよい曲が揃っており、縦方向の動きを活かすゲームプレイとの組み合わせは他の音楽ゲームにはない体験であるといえます。
マーベラスによる初の業務用音楽ゲームということもあり、すでに斬新な企画を行っていたりと今後の動きは要チェックです。
やっぱり内容ごとに見出しをつけた方が見やすそうですね。
p要素は自動で追加されるみたいだけれどもsection等も適宜使ったほうがよいかどうか。