LUMBIRT購入の巻

以前の記事で買い替える椅子を色々と検討した結果、EastForce LUMBIRTを購入しました。
結局は値段がお手頃だったことと入荷が近かったことが決め手となりました。
1日ちょっと使ってみた現時点での感想を軽く書いてみます。


まず届いた箱(20kg以上あるはず)を開けると肘掛けや座面、背もたれなどのパーツが緩衝材と一緒に入っているので、取り出して中身を確認。
さて作り始めようかと説明書を探すもその姿が見当たりませんでした。まさか梱包に不備が?と不安になって探すこと数分、座面(だったと思う)が入っていた袋の中に説明書が入っていることに気付きました。
説明書が入っている袋にはねじ類と作業用の手袋。手袋付きなのはありがたいですね。

組み立て方は図が丁寧に描かれているので分かりやすく、組み立て開始から80分ほど後に無事に完成しました。
ちなみに公式によると女性一人で45分程で組立可能です。とのこと。
……なぜ大幅に時間が掛かったのかというと、最初にフットレストを差し込むときに前後を逆にしてねじを締めてしまったため、その後背もたれ部分がどうしても取り付けできずにパーツの形が正しいのかを疑っていたからでした。
アームレストとフットレストは前後を間違えてもそれらしく装着できてしまうので気を付けましょう。図をしっかり見ていれば問題ないかと思います。

最後にヘッドレストのカバー(やたら固い)を取り付けたら完成です。


比較対象となる椅子はニトリのクエト(現OC503の旧型)となります。

LUMBIRTのメッシュは公式サイトの写真で見る限りだとファブリックのようにも見えますが、実際に見てみるとちゃんと目が細かめのメッシュです(当然)。
素材は「ポリエステルエラストマー、ポリエステル」とあり、触った感じはファブリックとエラストマーメッシュ(クエト)の中間のような印象。
クエトの方が目が粗く、触感としてもいかにもメッシュ感があるのはクエトかも知れません(大いに個人差があります)。

座面はLUMBIRTの方が硬めですがホールド感あり。これは単純に5年以上使ったかどうかによる差が大きいと思います。
ランバーサポートは可動域大で適度にサポートされる感じ。後方固定にすると気持ち程度の、しかし確実に当たっている感覚。
一度試座してみたCOFO Chairのランバーサポートは明確に腰を押してやるという意思を感じられるもので、これと比べると控え目なのかも知れません。自分には充分ぽい。

クエトにはこの可動式ランバーサポートが無いため本格的に体験するのは初めてなのですが、有りと無しとで比較すると大幅に姿勢が悪くなりにくそうな勢いを感じます。これを機に姿勢も改善していきたい所存。
座面の曲面の収まり感自体はクエトの方が好みです。とはいえLUMBIRTの方が前後左右に数cm大きく、腰のサポートもあるのでこちらの方が安定感があるでしょう。

またLUMBIRTの特長である両側に配置されたクッション型のランバーサポートは、体を左右にひねる(斜めを向く)体勢を取る時に大きくサポートをしてくれるため自分にはとても有難い機能と言えます。

フットレストを畳むボタンはフットレストを軽く持ち上げると押しやすい模様。リクライニングと合わせてちょっと休憩するにも有効に使えます。
アームレストは前後左右・角度の調整に加え、クエトと比べて横幅自体も広いので安定感があります。少し体重がかかるだけで角度が変わりやすい(=調整しやすい)ですが、通常の腕を乗せて使う分には問題ありません。


……という感じで、機能面としては充分すぎる印象を受けました。あとは数年使ったときに耐久面でどうなるかですね。
これから腰のサポートを含めて長い付き合いになりそうです。

ニトリのクエトと比較するなら、このLUMBIRTの対抗馬となるのは同じくニトリのOC701が価格面でも機能面でも近しいものとなります。
見た感じだとランバーサポートの安定感はLUMBIRTの方が強そう。デザインはLUMBIRTの方がゲーミング感強め。
普段前傾姿勢をメインにしないのであれば、この価格帯ではかなり好い感じであると言えます。

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