グルーヴコースターとショット音

年が明けて2024年になり、既に17日となりました。

先日、アーケードの音楽ゲームであるGROOVE COASTERが2024年4月1日をもってネットワークサービスを終了するというニュースが発表されました。
ゲーム自体は主にハード面の問題で2022年11月をコンテンツの最終更新としていたので、そこから1年以上経過してのオンラインサービス終了という形になります。

グルーヴコースターは初代のAppを、アーケード版も初代からプレイしていたので名残惜しく思います。

とは言いつつ、自分もアーケードの4以降は「追加曲の多くがタンバリンの様なショット音(キー音)のみとなった」ことが原因でプレイ頻度は大きく落ちていました。
本来の楽曲とは違う音を上から鳴らすことに否定的な意見があるのも分かりますが、それがグルーヴコースターの唯一無二の特長のひとつであると感じていたため、4以降はちょっと自分向きでは無くなったかなあという印象があります。

ともあれ、2013年11月から10年以上続く根本の面白さは変わらないので、オフライン稼働となっても残してくれる店舗が多くあってほしいですねー。


当時も把握できていなかったのですが、このゲームのショット音に関しては昔から問題が起こっていたようで、
ボーカロイド曲の「シルバーバレット」が収録された際にショット音となるメロディの音程が間違っていると作曲者自ら指摘があったようです(後日ゲーム内での音程の修正が行われた模様)。事前にMIDIデータ等のやりとりはなく、聴き取りでショット音を作っていた雰囲気がありますね。

また後にボーカロイド曲を中心に譜面のいくつかの曲でリニューアルが行われたのですが、その中の少なくない数がタンバリンのような音(以下タンバリン)中心のショット音となっており、カメラも遠めの固定視点が増えたりと味気なくなった印象を持っていました。

ショット音にタンバリンが増えていることに関しては以下のようなツイートも見かけました。


個人的には上げられている曲がそれほどひどい感覚はなかったのですが、どうも歌詞が聴こえなかったり主旋律と思いっきり干渉している点を問題としている模様。
確かに曲のパートを演奏するゲームとしてではなく、ボーカルに合わせてプレイするゲームと考えると歌詞が聴こえないのは大きいかも知れませんね。ボーカルに合わせてタンバリン音が入るのは問題ないということであれば、譜面のリニューアルもこういった意見を受けてのことなのかも知れません?

自分はタンバリン音が聞こえる曲は後回しにしていたので、旧来のスタイルを好む派とタンバリンを好む派で一部の層が分かれたあたりにも運営の難しさがありそうです。


このショットを受けてか、ミュージックダイバーは基本的にノーツを叩くと演奏音が鳴るタイプで、タンバリン音にあたる成功補助音もオプションで設定できるタイプとなっています。
これはこれで別の問題があるのですが……気が向いたら別の記事として書きます。
契約上の問題で無理なのでしょうけれどもプレイしやすさの点からタイトーステーションでも稼働してほしいところ。

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