少しずつ作りかけては休止しているVST作りですが、ピコピコ系(GB)の音が鳴るシンセのノイズ音が漸くそれらしい形になりました。
先日Twitterに上げたものからちょっと変わってこんな感じです。
音に関してはだいだいこれでいけそうな形になったので、後は和音を鳴らせるようにしてGUIを整えていく予定です。
順調にいけば今年中に公開でき……るかはだいぶ怪しいか。
このVSTはVSTSDKのプロジェクトジェネレーターからVisual Studioを指定して作成しているのですが、
初期状態だとプロジェクトのコード生成/ランタイムライブラリのオプションが「マルチスレッドDLL(/MD)」や「マルチスレッドデバッグDLL(/MDd)」に設定されています。
この設定のままだといざVSTを配布した時に他の環境で動かない状況が起こるため、配布用のビルドではこれを/MTや/MTdに設定してビルドする必要があります。
プロジェクト設定から変更してもCMakeの実行のたびにDLL版のオプションに戻ってしまうので、CMakeLists.txtファイル内で直接マルチスレッド版を指定できると便利です。
実際にどう記述したらうまくいくか試してみた結果、プロジェクト内のCmakeLists.txtの上のほうに以下の行を追加すればいいようです。
set(SMTG_USE_STATIC_CRT TRUE)
WbRotDoubler公開した時はこれが分からず毎回手間取っていました。